冬のこの時期の住まいの悩みと言えば結露。
最近の新しい住宅であれば二重窓やペアガラスといったものがあらかじめ装備されていて、そんな悩みは軽減されているのかなと羨ましく思いますが、私どもの古家はそうではなく、結露、というか降り注ぐ勢いでベッタベタです。
|
このとおりベタベタ |
|
水滴が降ってくる |
|
これはマズいですよね |
サッシに面した床板まで結露が染みてしまい、ところによっては黒いカビ?のようになってますし、冬場は乾くことなくずっとこの調子なので床板の腐食も心配です。
今まで対策と言えば、結露防止スプレーなどしただけですが、その場しのぎな感じで効果はイマイチ、雨戸は朝起きると真っ暗なのが嫌で、窓に貼るプチプチとかは見た目がアレなので試したことはなく、結局のところは吸水クロスで拭き取ったりして過ごしていましたがキリがなく、今年は何とかしたいということで、以前、「結露対策には中空ポリカーボネイトを使う」との話しを聞いたのを思い出し、試しにやってみることにしました。
*
*
ホームセンターへ行き中空ポリカーボネート(4mm厚 1,580円 2枚)、戸レール(上 178円、下90円 それぞれ2本)を購入。
|
材料はこれだけ |
ポリカーボネートを窓の枠の長さに合わせてカッターでカット。
|
簡単に切れます |
戸レールの上下を両面テープで貼付けます。
|
戸レール 上 |
|
戸レール 下 |
季節モノなのできれいにはがせる両面テープを使ったぐらいで、ただ普通に貼るだけです。
そして、カットしたポリカーボネートをはめ込みますが、何度も高さの微調整を強いられ地味に苦労しました。どうにかはめ込んでみると、すでに窓からの冷気は格段に少なくなったのを感じます。
見た目もプチプチに比べれば全然気になりません。
|
採光もOKです |
いつも通りの環境でしばらく様子を見ると、以前とは比べ物になりませんが少々の結露はします。
窓の方の結露も見られますが、それでも床まで水が染みるようなことはなくなり、ポリカーボネートもごく一部分なので効果はずいぶんあるのではないかと感じています。
|
若干の結露はあります |
しかし、開閉がしにくかったり、外れやすかったり、ポリカーボネートがたわむ、などなど結構ストレスがあり、予想以上の効果の割にはスッキリしない感じでなので、その辺りを改善していかなくては…と。
やってみて思ったことは…、正直、ペアガラスにしたいです。笑