久し振りに工作をしました。
きっかけは先日何かの拍子にこんなストーブの存在を知ってしまい、物欲に火が…。
これはソロストーブという超小型、燃料要らずのコンロで、キャンプや登山などで活躍しそうなアイテムです。
ソロストーブ |
燃料はそこら辺に落ちている小枝などと、どこでも燃料を調達できるというシンプルさに惹かれ欲しくなりましたが、登山はしませんしキャンプの時に、と言っても実際どれだけ使うのかと考えているうちに、以前より気になっていた同じように燃料要らずのロケットストーブの存在を思い出しそれを作ってみようと思ったわけです。
ロケットストーブと言えば一般的には一斗缶やペール缶などで作るようですが、持ち運びや置き場所を考えるとあまり大きくてもな…、ということでYouTubeなどで情報収集し小型のものを作成することに。
ということで、早速材料となる空き缶を資源回収にて調達。
揃えたものは、ヒートライザー(煙突)用にトマトソースやフルーツの空き缶を3つ(φ75mm×H150mm)と、バーントンネル(火がヒートライザーに引き込まれる所)用にスプレー缶1つ(φ65mm×H155mm)と、焚き口用に缶コーヒーの空き缶を1つ。
外側になる粉ミルクの缶が手に入らず、ホームセンターでペンキ缶(φ130×H170)を2つ購入。
そして断熱用にバーミキュライトを1袋。
材料一式 |
すでに組立ててある写真ですが、左から、ヒートライザー(煙突)
中央は外側のペンキ缶2つと、その上はバーントンネルに装着した焚き口
右は断熱のバーミキュライトです。
手順は、まずヒートライザーになる缶詰3つをワイヤーなどで固定しながら繋げ長い筒状の煙突を作り、その一番下の缶の腹にバーントンネルの缶を差し込む穴を開けます。(上の写真参照)
外側の缶の腹にも穴を開け、バーントンネルの缶を通し、中に入れたヒートライザーの穴にはめ込みます。同じ要領でバーントンネルに焚き口を装着し燃焼部分の完成。
ヒートライザーと外側の隙間にはバーミキュライトを詰めますが、バーミキュライトはとても軽いので本体の安定感を出すために一番下には石ころを入れ多少重くしてあります。
そして外側の上下を取り付け金具、ナットとボルトで繋ぐ。
缶の上部をそのまま五徳にするので、周りに通気口の穴をドリルであけてみました。
これで完成です。
そして焚き口に木片を投入すると…。
ちゃんと、煙突の方に火が引き込まれています。
今まで一度もロケットストーブを見たことがないので何とも分かりませんが、どうやら上手くいったのではないでしょうか。
しかし燃料となるちょうどいい小枝や木片がなかったのでイマイチ盛り上がらず、その後、家族で公園に行った際に小枝と松ぼっくりを収集。
そして、再度燃焼テスト。
燃料が小枝と松ぼっくりと思えない程ボーボーに燃えています。
焚き口の部分の役割がよく分からなかったので取り外しました。
そしてそのまま夕食の準備へと突入。
フライパンを乗せ、ベタですがまずはウインナーを投入。
普通のコンロと何ら変わらず焼くことができました。
厚めの鶏肉もバッチリです。
使った感想は、完全燃焼していればビックリする程煙が出ませんが、火を絶やしくすぶり始めると煙がたくさん出てしまうので絶えず小枝をくべなくてはならず、小型だからなのか火を一定に保つ調整がやや難しく感じました。
それでも七輪やコンロなどで同じだけの量の小枝や松ぼっくりを燃やしても、ここまで効率よく火力を生み出すのは難しいのではないでしょうか。
スチールの空き缶なので熱による耐久性が気になりますが予想以上に使えそうなものが出来上がり満足しています。
普段料理をする時は当然ガスや電気を使いますが、日常で小枝を燃やしてご飯を食べるというキャンプやBBQとも違う原始的な感じも面白いものでした。
と言いつつもやっぱりコンパクトなソロストーブが欲しい…。
というか余計に欲しくなってきた。
*
*
オマケ
もちろんお湯も沸かせます。
バランスがおかしい |
今度それで作ったものを頂きつつ、
返信削除そこで、一杯やりたいです!
ありがとうございます~!
削除それまでに使い慣れておきますので。
熱燗などを温めるのも良さそうです!笑
なるほど、熱燗。。。
返信削除それは、たまりませんねっ!
暑い時期の熱燗、意外と好きなんです。
削除分かりますっ!
返信削除ん〜〜〜、お腹が空いたと同時に、喉が何かを欲しております。
しかし、今日はサッカー中継があるので、居酒屋はキケン地帯と変わります。
この辺の居酒屋、何故かテレビが置いてあるのが主流でして。。。
これが、個人的にはあまり好きじゃないのですよね。。。
困りました。。。(苦笑)。