2013年3月15日金曜日

ウッドフェンスの下調べ



垣根の伐採がゆっくり進行しておりますが、それと同時にその後設置するウッドフェンスについて色々と調べています。(協力:平山庭店)

まずは使用する素材について。
以前作ったというか、作ってもらったウッドデッキと同様にハードウッドのウリンを使うか、それともソフトウッドにするべきかで悩みました。
ウリンはウッドデッキで毎日触れているので、耐久性と言う面での安心感は感じていますし、とても魅力的な素材ですが、何と言っても高価なところがネックです。
なので、耐久性は劣っても金銭面を考慮して一般的なソフトウッドにするのかと。

あれこれ悩んでいるうちに、この先の将来、生活環境が変わりフェンスが必要なくなることもあるのでは、と思い…。

例えば、通勤の都合で車がもう一台必要になり、庭を駐車場にするとか、子どもたちがもう少し大きくなると大きい自転車に乗るようになるので、出入り口の確保、などなど。


そう考えると、頑丈で高価なものを作ってしまうよりも、いざと言う時に解体処理がしやすく安価なソフトウッドで作った方がいいだろうという方向に落ち着き、今のところウエスタンレッドシダーを使う予定に。
ウエスタンレッドシダーには、防腐・防虫作用のある成分が含まれているようですし、リーズナブルで加工もしやすいとのことです。

解体しやすいように、と言っても、できることなら少しでも長持ちするように作りたいので、特に気になる基礎について調べてみました。

一般的には、地面を掘って埋めたフェンスブロック等に支柱を入れ、隙間や周りにセメントを流し固定する施工が主流のようです。
しかし、この施工で気になるのが、地中に埋めたセメントは土から水分を吸収するので、支柱の木が常に湿気た環境になるということ。(実際はどれくらい湿度があるのか、ないのかは分かりません。)
土には直接触れないので腐食の速度は遅くなるのかもしれませんが、木が水分を吸い膨張したり、収縮したりで木が細り雨水などが浸入する可能性など、いずれも素人判断ですが不安に思うことがたくさんあります。

この施工についてはプロからもDIY方面からも、いずれは腐ると言った意見が多く見られるのに、なぜこの方法が一般的なんだろうかと不思議で仕方ありません。


そんな疑問を感じ、他の方法はないのかと探していると、何となく良さそうな金物を発見。

4×4の角材がピッタリ収まる柱脚金物「PB-42」
防腐防錆びの亜鉛メッキ処理された「PB-42D」というものもあり、玄関の独立柱等の柱脚の支持という用途で製造販売されています。



亜鉛メッキ処理「PB-42D」



これを使えば、支柱の木が土ともコンクリートとも接することもありませんし、木が腐食した場合は、部分的に交換できるような気がしますがどうなんでしょうか。

でもこの金物が腐食したら…


キリがありませんので、今のところはこんな予定で進めようとしているわけですが、この金物をどうやってセメントで固定し基礎にするのか、さらには、支柱にボルトを通す穴を寸分狂わずどうやって真っ直ぐに開けるのかなど、まだまだ考えることが多いですが、それも含め着工が楽しみでもあります。


ウッドフェンス制作(その1)




0 件のコメント:

コメントを投稿